M邸の改修（1期）

木造戸建住宅の改修計画の、第1期フェーズ。

“アキヤノヨリミチ”プロジェクトが始動してから約3年、レンタルスペースとして第1期の工事を完了した。

既存の柱・梁の力強さを活かしながら、土間コンクリート、石膏ボード、合板等、通常「下地」となる材料が見える状態とし、

仕上がりの一歩手前の表情をつくるよう試みた。

解体直後の姿を展示空間とした2020年から、およそ3年が経つ。

仕上工事の手前でまた一歩立ち止まり、この場所を使いながら、M邸がどうなっていくべきか再び考える。

かつて空き家だったM邸、いくつかの寄り道を繰り返しながら、ゆっくりと姿を変えていく。

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​​※8～10枚目は解体前写真